「ライブ・ア・ライブ」(スクウェア)
LIVE A LIVE / SQUARE

 

ライブ・ア・ライブ

スクウェアの怪作RPG「ライブ・ア・ライブ」のパンフレット。この作品はちょっとどう表現してよいのか分からない、統一感が全くないようで実はあったりとか、既存のRPGにはあまりなかった虚無感とか、まあとにかく未プレイの人は一度やってみる価値はあるんじゃないでしょうか。ストーリーは7人の主人公ごとに独立しており、好きなものから始めることが出来ます。更にゲームシステムもそれぞれで異なり、言語がまだ存在しない時代なのでセリフが全くない原始編、ボス以外はうまくやれば全て戦闘せずに倒せてしまう西部編、バトルしかなく、ストIIみたいな音楽の(作曲者が同じ下村陽子なので)現代編、逆にバトルがボス戦しかなく、アドベンチャーゲームのような内容のSF編といった、遊び方がバラバラな7編をクリアすると出現する中世編を経て、ようやく7人の主人公が勢揃いする最終編に突入します。キャラクターデザインは、青山剛昌(名探偵コナン)・石渡治(Odds -オッズ-)・小林よしのり(おぼっちゃまくん)・島本和彦(アオイホノオ)・田村由美(ミステリと言う勿れ)・藤原芳秀(拳児)・皆川亮二(ARMS)という小学館系マンガ家7人が7編をそれぞれ担当しています。ちなみに紹介作品は私の独断と偏見で勝手に選んだものですのであしからず。

現代編の主人公の名前が『高原日勝』というふざけた名前(田延彦・藤善明・前田明・船木誠のUWF四戦士からのもじり)だったり、近未来編のテレビで【ミサワ対ムトー戦】をやっていたりと個人的に琴線に触れる部分が多かったですよ(苦笑)。三沢と武藤の絡みもまさに【近未来】に実現しましたからね。でもシングルである以上ここでの【近未来】は現在よりまだ先のようですが・・・

※追記:三沢・武藤戦は永遠に夢のままになってしまいました。非常に残念です・・・(泣)

※2022年追記:リメイク版発売記念!なんかのソフトに入っていた三つ折りチラシを追加展示しました。あれ?田村由美だけ無い。なんでだろ?この段階ではまだ発表されてなかったのかな?